Yoshifuru Yokota

Yoshifuru Yokota

自己紹介

自己紹介というのは自分について語るのであれば何でも良いのではないか。 僕は昔から何かを作るのが好きだった。幼い頃は紙をいじって何かの形にしてみたり、粘土で棒人間を作ったりと、ただ思いつくままに手を動かして遊んでいた。それが「物作り」と呼べるほど大げさなものだったかは分からないけど、自分の手で何かを形にしていくのが、とにかく楽しかった。 その興味が本格的に広がり始めたのは、小学生の高学年になった頃だ。パソコンに触れる機会が増えると、「これを自分で作ってみたい」と思うようになった。とはいえ、新品を買ってもらうことなんて到底無理だ。そこで、親の知人や親戚の方々に「古くなったパソコンを捨てる前に僕にください」とお願いして回ることにした。ありがたいことに、いくつかのパソコンを譲ってもらうことができた。 それらを解体し、部品ごとに分類して、一番良いパーツだけを選び出す。最初は「CPU」とか「メモリ」といった用語も何が何だか分からず、とりあえず手当たり次第に試してみるしかなかった。パーツを組み立てても、画面が真っ黒のままだったり、変なエラーが出たりして、何度も失敗した。それでも諦めずにネットで

By Yoshifuru Yokota